元々そうだんのあった内容がこれ↓
SRに在籍している社労士会員のうち、
自分で労働保険事務組合を作れる規模になったら、
自分の労働保険事務組合を作り、事業主をそちらへ移管させよう
という仕組みの検討を私の所属する部会に指示されております。
この背景には、報奨金の減額により
規模を拡大させても、手間ばかりかかり、かえってSR事務局の経費のアップに繋がっている
報奨金の減額から、コスト削減をとにかく進めなければならない
ということから来るものです。
事務組合の作り方は事務組合連合会なり、労働局なりに聞けば分かるだろうと思うのですが
その一方で、今から労働保険事務組合なんかを作って、ほんとうに大丈夫なのか?
とも思ったりするのです。
ふとっちょさんのブログなどを読むと
どうも、この先、事組はあやしいというメッセージが読み取れます。
となると、(事組はあやしいという認識を持ちつつ)一定規模になったら、事組を作ることを奨励するのは
体の良い姨捨山にならないのか?と懸念するわけです。
(事務組合を作れるほどの)力を持ったのだから、
先行きが怪しくともそれなりのリスクを払いなさいというスタンスも
ありだとは思いますが、それであればそれなりのマイナス情報も提示して
誘導したく、そのためには余り一方にバイアスのかからない立場での意見を聞きたく、
第三者的な立場でご意見をお聞かせ願えると、とても嬉しいです。
それに対して、下記のようなレスをしました・・・
>【これからの労働保険事務組合に未来はあるのか?】
ありません・・・というか、 おそらく社労士が新規に作るのはかなり
難しくなるだろうと思います。
>事務組合の作り方は事務組合連合会なり、労働局なりに
聞けば分かるだろうと思うのですが
聞けば教えてくれるでしょうが、まず数年はかかるでしょう。
昔は、とりあえず事業所数だけを揃えればよかったのですが、
ホントに財政的な裏付けがあるのかとか、ヤクザ屋さんがからんで
いないかとか、銀行口座を団体でつくれとか(恐らく法人でないと
新規口座は難しいでしょう)とか、 いうほど簡単ではないのであります。
もっと簡単に、電子申請などを利用して申告納付が出来るよう
な方向性において、事組のメリットは特別加入なのですが、これも
厳格に適用され始めておりますので、簡単にメリットを口には
出来ないような状況です。
それで
>となると、(事組はあやしいという認識を持ちつつ) 一定規模になったら、事組を作ることを奨励するのは
>体の良い姨捨山にならないのか?と懸念するわけです。
とのことですが、姥捨山はドンドン細っています・・・
同じ労働局内ではいくつも新規に作るのは実際無理だと思います。
更についかで、下記のようなコメントも考えた・・・・
それで、
>また、先日のご意見をいただいた件、ありがとうございました。
この件ですが、 ブログネタにしようと思っていた矢先でありました・・・
なんというか、直感的には「負担の分配」だと思うのであります・ ・・
かつて、右肩上がりの時代は「利権の分配」であり、 将来の利権を担保に
一部に権力を集中というか団結、というか共同体がなりたった・・ ・
「利権の分配はオレに任せろ」みたいに・・・
しかし、右肩上がりの時代でなくなった今は、将来の負担の増大を
誰が担うのか、という大問題があると思うのであります・・・
すると、
「将来の負担の分配はオレに任せろ」
なんていう人がいてもみんなついてくるのでしょうか・・・
SRの報奨金が少なくなるので、 その負担をみんなで分配してくれ、
ついては、各自事組を持つように・・・ただし、 リスクと負担は各自の
責任で・・・
これでリーダーシップが取れるのでしょうかねえ・・・会長は・・ ・
そのようなことをブログってみたかったのでありますが・・・
また、再開したときのネタにしましょう・・・
というわけで続く・・・かも・・・
会長の意図を先読みしすぎているきらいもあるので
返信削除慎重に進めておりますです。
元は報奨金の減額による経費削減、財務の均衡を目指そうというものですから。
事組の新設が困難なのであれば、1事業所あたりの収入を増やすという、これまた困難な方向性もないわけではなく・・・
いずれにしても、このブログがひっそりと(?)、長く続くことをお祈りしています^^